インビザライン

インビザラインとは

インビザライン

インビザラインとは、透明で目立ちにくいマウスピース(アライナー)を使って歯並びを矯正する最新の矯正治療法です。
世界で最も普及しているマウスピース矯正システムのひとつで、2024年時点で全世界の利用者数は1,700万人を超えています。

患者様ごとにオーダーメイドで作製されたマウスピースを1日20時間以上装着し、通常7日ごとに新しいものに交換しながら、少し­ずつ歯を動かしていきます。

メリット

通常の矯正治療と比較したインビザラインのメリットは以下の通りです。

透明で目立ちにくい

ワイヤー矯正と比べ、マウスピースが無色透明なので、装着していても周囲に気づかれにくく、見た目を気にせず矯正治療ができます­。

歯磨きや食事も通常通り

食事や歯磨きの際に外せるため、普段通りに食事や口腔ケアができ、衛生的です。

痛みが少ない

インビザラインは従来のワイヤー矯正より痛みが少ないと言われています。またワイヤーを使わないため、口腔内を傷つけにくく痛み­も少ないです。

事前に治療結果をシミュレーションできる

シミュレーションで歯の動きや仕上がりを事前に確認できます。

インビザラインの注意点

非常に便利で有用なインビザラインですが、注意点もあります。それは以下の通りです。

  • ・装着時間が少ないと、計画通り歯が動かないことがあります。
  • ・マウスピース(アライナー)以外の矯正装置を併用することがあります。
  • ・治療に向かないこともありますので、まずは初診の矯正相談のご予約をしてください。

費用

インビザラインの治療費用はおおよそ90万円~となっております。治療費は難易度によって異なります。詳しくは初診相談にてしっかりとご説明いたします。

インビザラインの治療の流れ

実際にインビザラインを用いた治療を行う際の流れについてご説明いたします。

初診相談(約1時間)

最初に担当医とのカウンセリングがあります。お口の状態を診させて頂き、直ぐに矯正治療ができるかを確認します。(虫歯や歯周病に罹患していた場合はその治療を先に行います。)

また治療への要望などをお聞きした後、インビザラインのメリット、留意点、ワイヤー矯正との違いなどご説明します。

精密検査、口腔内スキャンデータの採取(約1時間)・・・治療計画費 55,000円(税込)

インビザライン治療に同意頂けたら、精密検査をします。レントゲン撮影、お口の中の写真、お顔の写真に続き、歯の精密な型取りを行います。

米国アラインテクノロジー社へ空輸

採取したデータを米国へ送ります。アライン社では送られた歯形をCTスキャンで3Dデータ化し、コンピューター上に再現します。その後、治療完了までの動きが作られます。

担当医は出来上がった治療計画を必要に応じて修正していきます。全ての修正が完了し、承認されるとアライナーが一括製造され、日本まで空輸されます。

治療開始(初回のみ約1時間、2回目はアタッチメント設置 約1時間超、3回目からは約30分程度)

アライナーが医院に届いたら治療開始です。装置の付け方、装着時間、使用上の注意点を詳しくご説明します。通常は2週間に1度で新しいアライナーに交換して頂きます。医院へは1ヶ月から1ヶ月半に一度来院して、歯の移動やアライナーのフィット具合などチェックします。