院長あいさつ

略歴

院長
  • 昭和60年 慶應義塾高等学校卒
  • 平成4年 日本歯科大学卒
  • 大学卒業後オフィスビル内の医院に勤務
  • 予防歯科のパイオニアである熊谷先生の講演を聞き共感を覚え、2001年2月、予防歯科をメインにした古市歯科医院を開業
    今日、年間4000人の患者様がクリーニングで来院されています。
  • 2025年 経営学修士
  • オーラルフィジシャンコース修了
  • 「SJCDぺリオ&インプラントコース修了」
  • 「JIASインプラントコースおよびアドバンスコース修了」
  • 「オーラルフィジシャンぺリオ・エンドコース修了(ヒューストン)」
  • 「マイクロサージェリー&エンドコース修了」
  • スウェーデン マルメ大学研修「予防医療研修」修了

院長ご挨拶

歯は一度治療を受けると、再治療が必要となることが多く、数回の治療を経て最終的には抜歯に至ることが多いのが現実です。

では、どうすればよいのでしょうか?

答えは、できる限り治療を受けずに済む状態を維持することです。

しかし日本では、20歳を迎える時点で既に10本前後の歯が処置されているというデータが示すように、多くの方が若いうちから治­療を受けています。戦後の皆保険制度のもと、問題が生じてから医療機関を受診するという習慣が根付いた結果、残念ながら生涯自分­の歯で過ごせる人はごくわずかです。

古市歯科医院では、削ったり痛みを伴う治療を繰り返すだけでは、長期的に見て患者様に真の利益を提供できないと考えております。­現行の医療制度の中で、オフィスビルという立地を活かし、どうすれば患者様の利益につながる医療が提供できるかを常に考えてまい­りました。

当院は開業以来、予防医療の普及に一貫して取り組んでおります。しかし、来院される患者様の約8割は、他院で受けた治療の再治療­や不適切な治療のやり直しが目的です。私たちは、そうしたお口の状態をメインテナンス可能なレベルまで改善し、再治療ができるだ­け起こらないようコントロールすることを重視しています。歯科衛生士と連携し、日々の診療にあたっています。
治療目的で来院された方々も、予防の重要性を十分にご理解いただき、現在では年間約4,000人弱の方が定期的にバイオフィルムの除去(クリーニング)に通われています。

治療後にメインテナンスを受けている方も、生まれたときから健康な状態を維持されている方もいらっしゃいます。今後も10年、2­0年とお付き合いさせていただく中で、より多くの方のお口に健康な歯が残るよう、治療計画の立案や衛生士教育に力を注いでまいり­ます。