子どもの頃からのメンテナンスにより虫歯なし「カリエスフリー」を維持している20代女性。歯のねじれやガタつきをマウスピース型矯正装置「インビザラインコンプリヘンシブパッケージ」できれいな歯並びと噛み合わせに改善した症例

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2023.09

治療前

治療後

年齢と性別 20代 女性
ご相談内容 患者様は8歳の時から定期的なメンテナンスにご通院いただき、「どこかのタイミングで矯正治療をしたい」とご希望されていました。親御様には歯並びによる将来的なリスクをお話し、成人したら矯正をしたほうが良いとご提案させていただきました。
カウンセリング・診断結果 拝見すると、上下左右の前歯12本(中切歯/1番、側切歯/2番、犬歯/3番)にねじれやガタつきがみられ、八重歯もある「叢生(そうせい)」の状態でした。

また、上の歯が下の歯に深く噛み込む「過蓋咬合(かがいこうごう)」(ディープバイト) になっており、下の前歯2本(中切歯)にすり減りがみられました。

他にも、奥歯は上の歯が下の歯より内側に入った噛み合わせ「交叉咬合」でした。
行ったご提案・治療内容 上下左右の前歯をきれいなU字型の歯並び「アーチホーム」にするため、マウスピース型矯正装置「インビザラインコンプリヘンシブパッケージ」をご提案をしました。

過蓋咬合と交叉咬合も改善し、1歯に対して2歯が当たるきれいな噛み合わせに改善しました。

このように過蓋咬合があり噛む力が強く、食いしばりや歯ぎしりがある方は、自分の噛む力で歯と顎を悪くしてしまう傾向にあるため、矯正治療にてバランスの良い噛み合わせを作る必要があります。

矯正終了後は元の噛み合わせに戻る「後戻り」を防止するために歯の維持装置「リテーナー」を必ず装着していただき、後戻りと歯のすり減りがないようにメンテナンスが大切であることや、リテーナーも永久的なものではないため、定期的に新しく製作する必要があることをご説明しました。
治療期間 3年5ヵ月 ・ 19回(チェック回数)
おおよその費用 1,040,000円(税込)(再スキャン代、リテーナー代含む)
治療のリスクについて ・最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間で慣れてきます。
・歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。
・装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者様の協力が非常に重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
・1回の口腔内スキャンでのマウスピース矯正治療終了はまれであり、ほとんどのケースで2~3回は再スキャンによるマウスピース再製作・再治療を行い、理想的な歯列及び咬合へと導きます。
・ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
・マウスピースを装着したままの飲食は、マウスピースの着色や破損、虫歯や歯肉炎、歯周病のリスクが上がります。