20代女性「クリーニングで歯がきれいになったので、歯並びも整えたい」定期的なメンテナンスから矯正治療に移行し、マウスピース型矯正装置「インビザラインコンプリヘンシブパッケージ」で見た目と噛み合わせを改善させた症例
2023.09
治療前
治療後
年齢と性別 | 20代 女性 |
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ご相談内容 | 検診でご来院された患者様より「クリーニングで口の中がきれいになり意識が高まったため、歯並びも整えたい」とご相談いただきました。 |
カウンセリング・診断結果 | 患者様の歯並びには、上下の前歯のねじれやガタつき、上下の歯並びの真ん中のライン「正中(せいちゅう)」のずれが認められました。 全体的な噛み合わせも適切な位置より深くなっており、さらに右上の一番奥の歯(第2大臼歯/7番)に関しては下の歯と上手く噛み合っていない状態でした。 |
行ったご提案・治療内容 | 上下前歯の歯並びをきれいなU字型の「アーチホーム」にするため、マウスピース型矯正装置「インビザラインコンプリヘンシブパッケージ」での治療をご提案し、同意いただきました。 歯並びのガタつきを整えるとともに、右側の噛み合わせを正常なバランスの「1歯対2歯咬合」に整え、全体的に深かった噛み合わせも改善させました。 矯正終了後は、元の噛み合わせに戻る「後戻り」を防止するための歯の維持装置「リテーナー」を必ず装着していただくことと、メンテナンスが大切であることをご説明しました。 また、リテーナーは永久的なものではないため、定期的に新しく作製する必要があることもご了承いただきました。 |
治療期間 | 2年2ヶ月・21回(チェック回数) |
おおよその費用 | 1,105,000円(税込)(再スキャン代、リテーナー代含む) |
術後の経過・現在の様子 | 歯がきれいに並んで美しい口元になり、適切な位置でしっかりと噛めるようになりました。 患者様にも「見た目も噛み合わせも改善させることができてとても嬉しい」と大変ご満足いただきました。 治療終了後はしっかりとリテーナーを装着していただき、現在も後戻りすることなく定期的なクリーニングでご通院いただいています。 矯正治療は、治療後の長期の経過観察が最も重要です。再度の費用がかからないよう、当院でも細心の注意を払って拝見しております。 |
治療のリスクについて | ・最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間で慣れてきます。 ・歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。 ・装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者様の協力が非常に重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。 ・1回の口腔内スキャンでのマウスピース矯正治療終了はまれであり、ほとんどのケースで2~3回の再スキャンによるマウスピース再製作・再治療を行い、理想的な歯列及び咬合へと導きます。 ・ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。 ・マウスピースを装着したままの飲食はマウスピースの着色や破損、虫歯や歯肉炎、歯周病のリスクが上がります。 |
クリニックより | 定期的にクリーニングでご通院されているので、担当衛生士や歯科医師が患者様の歯周病や虫歯のリスクを把握しており、健康な口腔内の状態を維持しながらマウスピース矯正を進めることができます。 また、当院で矯正治療を行うメリットとして、すでに口腔内にある形態不良・不適合な詰め物、左右の歯の幅が異なると対称性のあるきれいな咬み合わせにならないので、被せ物のやり直しも含めた一口腔単位での治療を行うことができ、良好な咬み合わせを作っていくことができます。 このような包括的な治療は、矯正専門歯科医院ではなかなか難しく、当院だからこそご提供が可能だと考えております。 |