20代女性「子供の頃に矯正したが、前歯が前に出てガタついてきた」他院での矯正治療後に起こった後戻りをマウスピース型矯正「インビザラインコンプリヘンシブパッケージ」で短期間で改善した症例

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2023.08

治療前

治療後

年齢と性別 20代 女性
ご相談内容 「子どもの頃に矯正していたがリテーナーをしていなかったため、上下の前歯が前に出てガタついてきた。翌年に挙式があるので歯並びを改善したい」とご相談いただきました。
カウンセリング・診断結果 拝見すると、上下左右の前歯12本(中切歯/1番、側切歯/2番、犬歯/3番)が、前後にでこぼごしている「叢生(そうせい)」でした。
子どもの頃に行った矯正治療後に、歯の位置を安定させ維持する装置「リテーナー」を装着していなかったのが原因と判断しました。

また、上下左右の歯4本(第1小臼歯/4番)は過去の矯正治療にて抜歯されていました。
行ったご提案・治療内容 上下左右の前歯の歯並びをきれいなU字型の歯並び「アーチホーム」にするため、マウスピース型矯正装置「インビザラインコンプリヘンシブパッケージ」をご提案しました。

矯正終了後は歯や咬み合わせが元に戻る「後戻り」を防止するため、リテーナーを必ず装着していただき、メンテナンスが大切であることをご説明しました。
治療期間 1年2ヶ月・10回(チェック回数)
おおよその費用 1,038,000円(税込)(再スキャン代、リテーナー代含む)
術後の経過・現在の様子 前後にガタついていた前歯がきれいに並び、見た目が良くなっただけでなく、食事の際もしっかり噛めるようになりました。

患者様からは「見た目が改善してきれいな歯並びになって嬉しい」と大変ご満足いただきました。

当院での矯正終了後からしっかりとリテーナーを装着していただき、現在も後戻りはなく、定期的にクリーニングにご通院されています。
また、矯正治療は治療後の長期のモニターが最も重要で、再治療と再度費用がかからないよう、スタッフ一同細心の注意をはらっています。
治療のリスクについて ・最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間で慣れてきます。
・歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。
・装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者様の協力が非常に重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
・1回の口腔内スキャンでのマウスピース矯正治療終了はまれであり、ほとんどのケースで2~3回の再スキャンによるマウスピース再製作・再治療を行い、理想的な歯列及び咬合へと導きます。
・ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
・マウスピースを装着したままの飲食はマウスピースの着色や破損、虫歯や歯肉炎、歯周病のリスクが上がります。
クリニックより 定期的にクリーニングでご通院されているので、担当衛生士や歯科医師が患者様の歯周病や虫歯のリスクを把握しており、健康な口腔内の状態を維持しながらマウスピース矯正を進めることができます。
また、当院で矯正治療を行うメリットとして、すでに口腔内にある形態不良・不適合な詰め物、左右の歯の幅が異なると対称性のあるきれいな咬み合わせにならないので、被せ物のやり直しも含めた一口腔単位での治療を行うことができ、良好な咬み合わせを作っていくことができます。
このような包括的な治療は、矯正専門歯科医院ではなかなか難しく、当院だからこそご提供が可能だと考えております。