50代男性「奥歯が頬側に飛び出していて歯磨きがしにくい」マウスピース矯正で歯並びを改善した症例

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2022.10

治療前

治療後

年齢と性別 50代 男性
ご相談内容 「今まで虫歯はなく、ずっとメンテナンスをしてきたが、左上の奥歯が頬側に飛び出していて歯磨きがしにくい。クリーニングの染め出しでもいつも汚れがついていると言われていた。自分でもメンテナンスしやすい歯並びにしてほしい」とご相談を受けました。
カウンセリング・診断結果 左上の奥歯(第2大臼歯/7番)が頬側に飛び出していて下の歯と噛み合っていない「クロスバイト(交叉咬合)」になっており、下の前歯は「叢生(そうせい)」と呼ばれるガタガタの歯並びだったため、歯ブラシで磨きにくくなっていました。
また、上下でしっかり噛めていないことが原因で、左上の奥歯からひとつ手前の歯(第1大臼歯/6番)に負荷がかかり、歯の頭が欠けて亀裂線も見られました。
行ったご提案・治療内容 左上の奥歯のクロスバイトの改善と、下の前歯の歯並びをきれいなアーチ状に改善するために、「マウスピース矯正」をご提案しました。
治療期間 3年 25回(チェック回数)
おおよその費用 約933,000円 (再スキャン代・リテーナー代含む)
術後の経過・現在の様子 クロスバイトが改善され、奥歯も両側でしっかり噛み合うようになったことで、機能的にも見た目的にも理想的な歯並びになりました。
現在は保定装置である「リテーナー」を装着していただいており、後戻りもなく、定期的にクリーニングにご通院されています。
治療のリスクについて ・最初は矯正装置による不快感、痛み等がありますが数日間で慣れてきます。
・歯の動き方には個人差があるため、治療計画で予想された治療期間が延長する可能性もあります。
・矯正装置の使用状況、歯を動かしたい方向への力をより大きくするために必要な「顎間ゴム」の使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者様の協力が非常に重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
・1回の口腔内スキャンでのマウスピース矯正治療終了はまれです。ほとんどのケースで2~3回の再スキャンによるマウスピース再製作・再治療を行い、理想的な歯並び・噛み合わせへと導きます。
・ごくまれに歯が骨と癒着していて、歯が動かないことがあります。
・マウスピースを装着したままの飲食は、マウスピースの着色や破損、虫歯や歯肉炎、歯周病のリスクが上がります。
クリニックより 定期的にクリーニングで通院されているので、担当衛生士や歯科医師が患者様の歯周病や虫歯のリスクを把握しており、健康な口腔内の状態を維持しながらマウスピース矯正を進める事ができます。

治療前詳細

治療後詳細