40代男性「下の前歯のガタガタを治したい」前後にずれている歯をマウスピース矯正「インビザラインコンプリヘンシブ」により短期間で歯並びを改善した症例

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2023.06

治療前

治療後

年齢と性別 40代 男性
ご相談内容 「下の前歯のガタガタを治したい」とご相談いただきました。
カウンセリング・診断結果 拝見すると、下左右の前歯6本(中切歯/1番、側切歯/2番、犬歯/3番)が前後にずれている「叢生(そうせい)」で、下左右の歯2本(第1小臼歯/4番)は少し内側に倒れている状態でした。

そして、下の歯だけでなく上左右の前歯4本(中切歯、側切歯)も軽度の叢生でしたが、もともと歯並びがとても悪いわけではないため、簡単に上下の歯並びをきれいにできると診断しました。
行ったご提案・治療内容 上下の前歯をきれいなU字型の歯並び「アーチホーム」にするために、マウスピース型矯正装置「インビザラインコンプリヘンシブパッケージ」をご提案し、ご選択されました。

少し歯並びが悪かった程度だったため、通常より早く矯正治療を終えることができました。

少し下顎が前に出ている「3級咬合」いわゆる受け口ぎみのため、インビザライン終了後は歯並びが元に戻りやすいことから、歯の位置を安定させる装置「リテーナー」を必ず装着していただき、メンテナンスが大切であることをご説明しました。
治療期間 1年6ヶ月・18回(チェック回数)
おおよその費用 1,006,000円(税込)(再スキャン代、リテーナー代含む)
術後の経過・現在の様子 前歯がガタガタと重なっていた部分は改善され、きれいな歯並びになりました。
患者様からは「見た目がきれいになっただけでなく、自分でのホームケアがしやすくなった」ととてもご満足いただけました。

現在は、定期的にクリーニングにご通院いただき、経過観察をしています。
また、リテーナーもしっかり装着していただけているため、後戻りもなくきれいな歯並びを維持しています。
治療のリスクについて ・最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間で慣れてきます。
・歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。
・装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
・1回の口腔内スキャンでのマウスピース矯正治療終了はまれであり、ほとんどのケースで2~3回の再スキャンによるマウスピース再製作・再治療を行い、理想的な歯列及び咬合へと導きます。
・ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
・マウスピースを装着したままの飲食はマウスピースの着色や破損、虫歯や歯肉炎、歯周病のリスクが上がります。
クリニックより 定期的にクリーニングで通院されているので、担当衛生士や歯科医師が患者様の歯周病や虫歯のリスクを把握しており、健康な口腔内の状態を維持しながらマウスピース矯正を進めることができます。
また、当院で矯正治療を行うメリットとして、すでに口腔内にある形態不良・不適合な詰め物、左右の歯の幅が異なると対称性のあるきれいな咬み合わせにならないので、被せ物のやり直しも含めた一口腔単位での治療を行うことができ、良好な咬み合わせを作っていくことができます。
このような包括的な治療は、矯正専門歯科医院ではなかなか難しく、当院だからこそご提供が可能だと考えております。