40代女性「咬み合わせが深く歯がすり減っている、小臼歯が飛び出しており歯並びが気になる」マウスピース矯正治療により過蓋咬合を改善した症例

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2022.05

治療前

治療後

年齢と性別 40代 女性
ご相談内容 「咬み合わせが深く歯がすり減ってきている、また右下の小臼歯が飛び出しており歯並びが気になっている」とご相談いただきました。
カウンセリング・診断結果 咬合が深く(過蓋咬合)、下顎の歯列弓(前歯から奥歯までの歯並び)は狭くなっていて、下顎前歯の叢生(⻭がでこぼこに生えている状態)及び右下小臼歯は頬側転位(他の歯と比べて、外側に飛び出してしまっている状態)していました。
また、上下顎の正中(前⻭中央の⻭と⻭の間)の位置もずれていました。
行ったご提案・治療内容 下顎歯列の側方拡大及び下顎の位置を前方へジャンプさせることで、咬合の挙上を目的としたマウスピース矯正をご提案しました。

部分的にディスキング(スペースを作る目的のために歯を一層削ること)を行うことで、下顎歯列の叢生部の改善を行い、機能的・審美的にも理想の咬み合わせとなることを治療達成目標としました。
治療期間 1年・9回(チェック回数)
おおよその費用 約895,000円(リテーナー代含む)
術後の経過・現在の様子 マウスピース矯正終了後、過蓋咬合は改善され、審美的・機能的に理想的な歯列へと変わりました。
リテーナーを装着していただき、現在は後戻りもなく、定期的にクリーニングにご通院いただいています。
治療のリスクについて ・最初は矯正装置による不快感、痛み等がありますが、数日間で慣れてきます。
・歯の動き方には個人差があります。そのため、当初予想した治療期間が延長する可能性があります。
・装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者様の協力が非常に重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
・1回の口腔内スキャンでのマウスピース矯正治療終了はまれです。ほとんどのケースで2~3回の再スキャンによるマウスピース再製作・再治療を行い、理想的な歯列及び咬合へと導きます。
・ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
・マウスピースを装着したままの飲食はマウスピースの着色や破損、う蝕(虫歯)や歯肉炎、歯周病のリスクが上がります。
クリニックより 定期的にクリーニングでご通院いただくことで、担当衛生士や歯科医師が患者様の歯周病やう蝕のリスクを把握し、健康的な口腔内の状態を維持しながらマウスピース矯正を進めることができます。